確かに、日本酒の知名度は上がってきているものの、
同じ食中酒であるワインと比較すると、
裾野の広さが、比べものににならないぐらいです。
アルコールの専門小売店BevMoへ行くと
ワインだけでも3000種類そろっていて、10ドル以下のものも多くあります。
アメリカ産ワインも多いし、チリやアフリカから入ってくる安価なものも多いのです。
ハイエンドから日本酒をプロモーションするもは、間違っていないとは思いますが
裾野を広げるのには、価格競争ができないと難しいでしょう。
なにしろ、日本酒の味がわからない人が大多数なのですから・・・。
ワインは、同じワイナリーから1本3ドル未満のものから数千ドルまでそろえています。
日本酒も低価格帯の大衆酒から、高級銘柄までそろえる必要があると思います。
現在アメリカ人社会まで流通している大衆酒は、大関が独断場でしょうか。
ある程度美味しくて、手軽に購入できる。
そんな日本酒が、とあるルートに乗ると面白いと考えています。