ベーカリーチェーンのパネラブレッドが、株主から起こされていた集団訴訟で
575万ドルを支払うことに合意しました。
この訴訟は、ワシントン州西部労働者雇用年金信託が
2005年11月1日~2007年7月26日までの間に
パネラブレッドの普通株式を購入した株主に代わって、
2008年1月にセントルイス連邦地方裁判所に訴訟したものです。
訴訟側によると、会長を含む経営陣が
2005年から2007年での間に、クリスパニ・ピザについて
虚偽や誤解を招くような声明を発表し、人為的にパネラの株式をふくらませたと主張。
クリスパニ・ピザは、新しいフラットブレッドピザで、2006年後半に発売し、
2年後に人件費が高いことを理由に棚上げされたというもの。
(現在は販売中)
訴状によると、パネラブレッドの市場におけるビジネス、展望、経営に対する非現実的な肯定的評価が
これら虚偽と不正を招いたと述べています。
和解を承認する公聴会は、6月22日に開催されます。
順調に店舗数を伸ばしてきたパネラブレッド。
アメリカでのビジネスは、常に訴訟と背中合わせでもあります。
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