久しぶりに会った人が、
「あれ・・・?前は離婚泥沼で大変だったのに、奥様と一緒・・」とか
「奥様って、あの人だったっけ?」とか
「今年の初めに離婚したと聞いたけど、フィアンセと一緒・・・?」とか
「あのひと、離婚調停中で今大変なの・・・」とか、
まあ、いろいろ・・・。
アメリカでは、
最初の結婚の50%
2回目の結婚の67%
3回目の結婚の74%
が、離婚で終わるという調査結果が出ています。
(Jennifer Baker of the Forest Institute of Professional Psychology in Springfield, Missouri)
アメリカの離婚率は、日本の約2倍です。
近くの高校のクラスは、半分以上が離婚家庭なのだそうです。
離婚しても再婚する人は多く、子供のスポーツの試合などに
両親がそれぞれの現在のパートナーを伴って応援に来るなど、ごく当たり前の光景。
離婚でもめるのが財産分与で、
そのために、離婚することを前提に(?)結婚前に財産リストを作って
離婚時の条件を決めている人もいるそうです・・・。
昨日のパーティでの会話も、
「何年結婚しているの?」
「30年以上」
「同じ奥さんと!?すごーい!」
「いつ離婚するの?(笑)」
「離婚は、金がかかりすぎるよ・・・。やっと子育てが終わって経済的にゆとりが出たのに・・」
見回すと周囲は、離婚調停中、シングルマザー、再婚準備中、そんなのばかり。
けれどこれだけ離婚率が高くても、家族のイベントとか重要だし大切にするんですよね。
パーティでも、夫婦、家族で参加するのが基本だし・・。
個人を大切にするから、我慢してまでも家庭を維持しようとせずに離婚するのか、
家族を大切に思うから、離婚しても新しい家族を作ろうとするのか。
なかなか理解しにくい部分でありますが、
「やり直し」を肯定するのがアメリカ社会でもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿