2011年5月21日土曜日

顕著なファーストカジュアルレストランの成長


シカゴの調査会社Technomicによると、
レストランの経営者は、不景気とその後の回復がスローなため、いまだ試練に直面していますが、
その中でファーストカジュアルレストランの成長が著しくなっているとのことです。

このカテゴリーは、レストラン業界の中でも顕著で、
ファーストカジュアルレストランのトップ100チェーンの2010年1年間の成長率は6%で18.9ビリオン近くとなり、
2009年をしのぐ勢いです。

合計店舗数は15,827ユニットで、前年より多少スローになっていますが、
未だに他のダイニングカテゴリーより速いスピードとなっています。

Technomicの「2011 Top 100 Fast-Casual Chain Restaurant Report」によると

  • メキシカンメニューはベーカリーカフェ/ベーグルレストランを抜き、昨年のトップ100レストランの中で、一番流行しているファーストカジュアルレストランとなっています。一方ベーカリーカフェも健闘しており、最大のパネラブレッドを筆頭に全米での総合売り上げはすべてのメニューをリードしています。

  • トップ100ファーストカジュアルチェーンの中でもっとも成長が早いのが、グルメバーガー(16.1%増加)、アジアン/ヌードル(10.1%増加)、メキシカン(9%増加)となっています。

  • ファーストカジュアルのメニューは、大人向けの飲料で差別化を図っています。ビール、ワイン、スピリットは、40%近くとなっており、まだ成長の見込みがあります。

  • パネラブレッドは、2010年の売り上げが2.9ビリオンドル近くで2009年と比較して4.3%の成長。米国内の店舗は、5.5%増加して1,376。

  • チポートル・メキシカングリルは、第2位を維持し、売り上げが20.7%増加の1.8ビリオンドル、店舗数が13.5%増えて1,084店舗となっています。

日本食でもラーメン、うどん、カレーライス、牛丼はアメリカでも受け入れられています。
個人的には、モスバーガーにもう一度チャレンジしてもらいたいのですが・・・・。
モスバーガーさん、とっても、お手伝いしたいと考えております。

写真は、チポートル・メキシカングリルのブリトー。


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